入院を期に関節の曲げにくさを感じていた
このようなお悩みで赤い点々のクヴィーテにご来院されました。
昨年9月に腸閉塞の手術をして、入院生活になってから、お尻に力が入りにくくなり、そこから座ったら足に力が入りにくくて立つのに苦労する。
どこが痛いかが特定しづらいが、特に右足の太ももの外側と膝の内側にかけて痛みが出ることが多い。
また、4月初め頃から両方の二の腕辺りが重たく、特に左手が上がりにくい。
お年も70歳を超えられていて、廃用性症候群なども氣になっていらっしゃたのかもしれません。
※廃用性症候群とは、安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指す。@wiki
腕の上げ下げがぎこちなくなったり、座ったり立ったりするときに臀部や膝のあたりにも突っ張る感じがありました。
こちらは腰周りを施術したあとの写真。
関節の曲げ伸ばしを確認しながら、氣になるところを施術していきました。全体で2時間ほど。
腕の上げ下げが軽く、座る立つも軽くなった
以下のようなご感想をいただきました。
Q. ご来院いただく前はどんなお悩みがありましたか?
A. 腕の上げ降ろし、座ったり立ったりの不自由さ
Q. そのお悩みに対して今までどのようなことをされてきましたか?
A. 整体に通っていた。
Q. それをしてどのような変化がありましたか?
A. 全く変化がない。
Q. 施術後、そのお悩みの症状は今どうでしょうか?
A. 腕の上下が軽く、座ったり立ったりが軽くなった。
Q. 同じ症状で悩んでいる方に向けて、何かメッセージをお願いします。
A. 教えてあげたい。
今回ご相談いただいた方は太極拳の講師をされるなどして、日頃から身体の動きを意識されていたのでしっかりされていましたが、一般的にお年を召されてくると、常識によって、機能の回復は難しいと思い込みがちです。
しかし、体の機能は年齢によって不可逆的に低下していくわけではありません。栄養状態、血流やリンパ液の還流の具合、体の中に溜まった毒物のあるなし、筋肉のしなやかさ、コンディションを整えていけばいつだって機能を回復できますし、若い頃より元氣になることだってできます。思い込みに囚われずに健康を高めていけると良いと思います。
お役に立ててよかったです。